学校教育部会では、以下のとおり、部会企画(ラウンドテーブル)を開催いたします。

部会のみなさまには、総会もあわせて、ご参加いただきますようお願い申し上げます。

日時:2022年8月25日(木) 10:00~11:30

会場:L802教室

テーマ:コロナ過を経て対面授業が再開して

(コロナ禍による学生の変化・新学習指導要領をふまえて)

 

 

プログラム

 

司会:塩島 翔(二松學舍大学)

 

1.趣旨説明

今年度,大学では新型コロナによって,オンライン授業を強いられたすべての世代が集まる。大学3・4年生は,大学1・2年生のなかでオンライン授業を体験し,図書館などに赴き,自ら学ぶ機会を得ることができなかった。

一方,大学1・2年生は,高等学校でオンライン授業を体験し,センター試験から共通テストへの移行など,例年とは違う高校生活を送ってきた。

今回、リメディアル教育学会学校教育部会の部会企画では、コロナ過を過ごした学生・生徒たちが,コロナ渦以前の学生と,どのような違いがあるのか。また、教育現場がどのように変わったのか,実践報告などから,出席者同士で情報交換を行いたい。

また、2022年度より新学習指導要領に基づく教科指導が,高等学校においても行われるようになった。新学習指導要領の教科学習を受けて入学してくる将来の学生たちに思いをはせながら,それぞれの現場の状況を話し合いたい。

 

2.報告者

塩島 翔

現リメディアル教育学会部会長。二松學舍大学文学部非常勤講師の他、日本体育大学・神奈川大学で文章表現・日本文学を担当しつつ,埼玉県内の私立高等学校の国語科非常勤講師をつとめる。

鷲北貴史

北里大学卒業後、広告会社勤務、高校理科講師,予備校講師を経て,慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。元LEC東京リーガルマインド大学学習支援センター長,キャリアセンター長,高崎経済大学,大阪体育大学などで非常勤講師として社会学を担当。現在は,東京経済大学,湘南工科大学で非常勤講師。他に予備校講師,塩釜ホヤ大使,17認証ライバーなどで活動をしている。

教育社会学,キャリア教育などが専門。塾講師・家庭教師をとおして,受験勉強を大学の学びに繋げたることを教育課題とする一方,大学では第一志望率の低い大学の学生に対して,イグナイトさせるために,愛校心醸成装置としての校歌を歌ったり,難しい社会学諸理論をいかに学生の身近な事例に還元させたりする教育実践を行っている。

 

3.意見交換・質疑応答